基本情報:
出身 長野県
お子様2人、年長と10歳、旦那さんは年上 エンジニア
emi+:
旦那さんは営業じゃないんですね!
勝手に営業一家なイメージありましたw
Iさん:
違う違う(笑)エンジニアだから技術職なんだよね。
emi+:
ご出身長野県だったんですね、学校は県外ですか?
Iさん:
学校は東京の学校で、英文科です(笑)
emi+:
英語勉強していたんですか?
英語使える仕事目指してたんですか?
Iさん:
いや好きだったから英文科行った感じだね、仕事っていうよりか、勉強したいと思って。
でも一応高校の先生の免許は持っています。
emi+:
そうだったんですね!
就職活動の時の頃思い出していただきたいのですが、紆余曲折あった感じですか?
Iさん:
それこそ、超氷河期って言われる時期で、色々と受けたけど、教員採用試験受けたり、そっちいこうかな~とか。
色々とブレブレで迷ってた時期は私もありますよ(笑)
emi+:大変でした?
Iさん:
今思えば、もっとこうしておけばよかったとかあったけど、自己分析とか会社についての理解だったりね?
でも、それこそ知っているというか聞いた事ある会社しかあんまりイメージ付かなかったよね。色んな会社あるのに。
正直名前で選んでたって感じ(笑)
だから、最終的には地元の就職説明会に、かたっぱしから応募したら、内定が出たから就職~みたいなまぁそんな感じだよ。
なんとなく聞いた事があって、やっている事がなんとなくイメージが付く会社に、応募出しまくった感じだよ。(笑)
でもなんとなくだから、持ってたイメージもイメージ通りじゃなかったけどね(笑)
emi+:
オフィス機器の営業をされていたんですよね?営業で入ったんですか?
Iさん:
そうそう総合職として入って、法人営業をやるってのも聞いていました。
emi+:
営業に抵抗はなかった?
Iさん:
先入観がなかったし、やった事なかったからやる前の抵抗は全然なかったよね。
そのあと、辞めたいと思った事はなんどもあったけど。(笑)
営業もそうだし、転勤とかで埼玉転勤したり大規模なコールセンターの立ち上げとか外回りしたりとか、色々あってそんな感じで17年間過ごしました。
emi+:
長く働かれていたんですね!
Iさん:
福利厚生もしっかりしていたし、実際、産休・育休を二人とも使っているし、産休明けは、外回りじゃなくて内勤の仕事したり、職場も復帰後の配慮みたいな事もしてもらえたし。
でも、激務だったけどね!!(笑)
制度は整っているし、制度使えるんだけどでも現場は追い付かないんだよ。
結局、仕事量が変わるわけではないからその後自分でリカバリーの激務が待っている訳よ。
だから、制度使って休んだらその分どこかで休みに仕事が待っているって感じだね
emi+:
なるほど~制度は整っていて使う事は出来ても結局その分どこかで無理しなくてはいけなくなっていたんですね。
転職を考えるきっかけとかあったんですか?
Iさん:
子どもが保育園の時はまだよかったけど、小学校にあがった位から、子どももやんちゃだったから、子育ての時間を持たなきゃいけないと思って。
正直子どもが生まれてからはどっかでいつも疑問があったんだけどね。
特に小学校に子供が入学してからかな、3年位は悩んだけど。
子育てしっかりしたいし、仕事も全力投球しないと成果出せないし。
どっちも中途半端にしたくないって葛藤だよね。
何かあれば、ジジ・ババ頼みで何とかやっていたんだけど、本当それでどうにかこうにかやりくりしてきたって感じだったから。
本当にそれでいいのかな~母としてって。
emi+:
やっぱり小学校に入ってからが特に大変でした?
Iさん:
保育園と小学校は違うね!
子どももやんちゃな時期だからさ、友達と遊ぶ中でケンカしちゃったり。
例えば、仕事してても、電話が来て。。
「お友だち蹴飛ばしちゃったんだって 直ぐ帰ってきて」って。
そしたら自分がすぐに謝りにいかなきゃってなるし、子どもからも話きかなきゃいけないし。
もう~~ね!そんな事ばっかりで。
何かといれば、親や旦那の親を頼っていたけど日々のお迎えとか自分でやりたかったので、それが子どもが小学校に入ってからは限界だった。
前の職場では、最短で15時30分であがっていいからと言われて、働かせてもらえていたけど、なかなかそうはいかない。
他の人に任せればいいとも言われていたけど、お客様には影響したくないから、自分としてもそれはしたくない。という思いもあって、
両立したいとおもったけど、どっちもは無理じゃないかなと思ったんだよね。
これは、何かが崩壊しないうちに、しっかり子育てした方がいいかな~と思って。
それでやめようと思ったんだよね。
emi+:
転職っていう選択肢は自分の中ではなかったんですね?
Iさん:
まあ落ち着いたら少し働けたらいいなと思っていたけど、転職で両立させていくって気持ちはなかった。
emi+:
それで、その後どのくらい、働かない期間を経て今の仕事に?
Iさん:
それが、間ナシなのよ!!!
emi+:
え!!?? そうなんですか!? 話の流れ的に・・・
Iさん:
それがさ~転職サイトみたいな所に希望条件とか入れて、一応情報は探していたんですよ。一応。と思って。
だから働きたかった気持ちはあったんだと思う。
常に葛藤なんですよ。
そしたら、メールが来てそれで面接しましょうってなって、結局前の仕事を辞める前に、面接受けてた(笑)
というかすぐ内定もらってしまった。
emi+:
そうなんですか!
でも、子育てに専念したいって気持ちはどうしたんですか??
Iさん:
なんとかなるかな!って思っちゃったのよ。
前職よりゆるく働けるなら大丈夫かなって。
今の自分の気持ちを面接の時に話をしたら、「フレキシブルに自由に働いてもらって構わないし、子ども優先でいいです。時間については自分で設定して下さい」
そうやって言われたら、働けるかな~って思っちゃって。だから、私としてはガッツリ働く気がなく、入社したんですけどね、、、それで今に至ります。
emi+:
そうなんですか!ちなみに、前職の時からも仕事と子育ての両立に旦那さんが登場しないですけど、旦那さんに色々と相談とかはされなかったんですか?
Iさん:
気付いちゃいました?(笑) 自分の親とか旦那のお母さんには子育てを頼りっきりで本当に助けてもらっていたんだけど、なんかね~旦那には任せられないんだよね~ なぜか(笑)
やっぱりね、仕事が不規則ってのも分かるから、もし迎えに行けなかったらどうしようとか、思うと。
子育ての役割を分担して任せられないんだよね。
基本的には子どもの事は、自分がやりたいんですよ。
emi+:
自分が子育ての事をやりたい!!ってのは、なぜなんでしょうかね?
旦那さんも本当はもっとやりたい!って思っているかもしれませんし。
Iさん:
分からないんですけど今思ったのが、ひょっとしたら、過去に保育園や親に子育てを任せ過ぎてしまっていたっていう、自分に対しての「もっとこうすればよかったんじゃないか」みたいな気持ちがあるのかもしれない。
emi+:
旦那さんが、もっと子育ての役割やりたいって言ってきたらどうします?
Iさん:
それは、やってもらって構わないけど、というかありがたいんだけど、ちゃんとやってもらわないと困るわけですよ。
だから、そうゆう意味ではもっと今までもやらせておいた方がよかったのかもしれない、、、トレーニングも含めて(笑)
emi+:即戦力ではないという事ですか?(笑)
Iさん:ん~即戦力であってほしいけど、確信は無い!(笑)
小林:今の仕事、結構働いてますよね?また過去の様な葛藤は無いですか?
Iさん:
そう!そうなのよ!確かに前職よりは自由に働けている。
子どもの行事も参加できているし。でも、やっぱり終わらない分は家に帰って子どもが寝た後やったりしなければいけないから、結局大変ではあるんだよね。
小林:
両立というか、子育てをしっかりっていうのは自分の中では出来るようになったかなって感じですか?
Iさん:
それはね~分からない!!そこはね~いつも悩んでいる所。
小林:
なるほど。ちなみに、今後少しずつ子どもの手が離れていく中で、ずっと働いていきたい?
Iさん:
働いていきたい!!×2
自分が働いていたい人なんだと思う。
小林:それはなんでなんでしょうかね?
Iさん:
あんまり考えた事ないけど・・
辞めたって確かによかったんだよね、旦那も働いている訳だし。
働かないって選択肢も出来たんだよね。。
でも、やっぱり働きたいって思う。
そうゆう意味では、お金じゃないんかもしれないし、自分も働いていた方が、自由に使える余裕って意味では、お金の部分もあるのかもしれない。
けど、なんでだろうな~~。
小林:
じゃあもし宝くじが当たって、お金が大量にもっとあったら仕事しないですか??
Iさん:いや、働く(即答)
小林:じゃあお金じゃなさそうですね。
Iさん:
多分ね、働かない生活ってのが想像できないから逆に不安だよね。
専業主婦になれば、子どもの良い成長に繋がるとか成績が良くなるとも一概には言えないでしょ?
思い出した!昔ね~、子どもがやんちゃした時に、プラザの先生に「お母さんの生活少し見直して下さい」って言われたんだよね。
その時は本当に落ち込んだ。
あ~「私がいけないんだな」って。
小林:
でも、親が働いているとか働いていないとか、何が子どもに対して正解なんて分からないですよね?
Iさん:
そうだよね!今考えればひどい事言われたなって思う。
小林:
確かにひどいですよね。
前職を辞めてそのままいたら良かったと思いますか?
Iさん:
ん~でもね、会社員とかしてなくても、多分ね、何かしちゃうと思う。
それだけ時間が出来た事が無いからそん時どうするのか分からない(笑)
とりあえずは、「子どもの事第一にしながらフレキシブルに働く」っていうのは死守していきながら、自分で出せる最大限のパフォーマンスを出していきたいって感じかな。
小林:
流石です、かっこいいです!!
最後の一言何にします?大事にしていきたい事。
Iさん:
これかな(一期一会人との出会いを大切に)
結局ね、一人でやろうと思いすぎても出来ない事ってあるから仕事でも家庭でも。助け合わなきゃダメなんだよね。
こうゆう風に思える様になったのも35過ぎてから位かもしれないけど、まさにこれなんだよ。やっぱり、この事を大切にしていると。。
仕事って「増える」というよりか「運ばれてくる」んだよね。
あと、お客様とかいろんな人と話せるって事が、ビジネスマンとしてというのもそうだけど、「自分自身の成長」に繋がるんだよ。
だから、働きたいって思うあるのかもしれないけど。
人との出会いっていうには大事にしていきたいと思います。
小林:
いや~Iさんのお話聞かせて頂けて、自分も考えさせられました。
本当良かったです。ありがとう御座いました。