基本情報:
出身:長野県 お子様:3人 小学生2人 年長1人 旦那さん:住宅系同じ職場だった方
emi+:
元々、住宅系に進もうとおもっていたのはいつ頃からだったんですか?
Yさん:
実は、大学は芸術を勉強していました。(笑)
emi+:
そうなんですか、じゃあ別業界から住宅業界に転職されたとかですか?
Yさん:
いや就職から住宅業界でした。
その時に関西から長野県に戻ってきました。
当時は就職難で、いわゆる就職氷河期。
大阪、名古屋、東京、長野で動いて20社位受けたが、内定がなかなか出ず長野で内定が出た所に就職しました。
エントリーシートは30位、友だちはエントリーシート60社位出していた。
20社位面接しにいって、内定が出たのが長野でした。
emi+:
最近の就職事情とは全然違いますよね、本当就職氷河期って大変だったみたいですよね。
Yさん:
まず内定が欲しかったですね。
第一志望で、出版、広告を受けたがそっち系がダメで住宅系は第三希望位で受けていました。
なので、住宅系に応募し始めた時は、その時は既に大手メーカー系の採用活動は終わっていたので、中小の住宅会社に応募した
という流れですね。
広告・出版系に行きたかったのと、あまりイメージが湧かなかったので、最初からは応募していなかったんです。
でも、本当に内定が出なくて!
それで、仕方なく幅を広げていったという形ですね。
emi+:
すぐ働いてよかったですか?就職浪人とかは考えなかったですか?
Yさん:
結果的には、良かったです。
中小企業だったので、仕事をたくさん任せてくれたんです。
新卒の私に、新部署の立ち上げを任せてくれたんです。いきなり(笑)
インテリアコーディネーターがいる部署をつくりたいから塾にいく費用も出すから、なってほしいと言われて自分もやりたいと思ったので頑張れました。
行動派の社長で、色々と言いやすく、また、手を上げれば何でも任せてもらえて色々な経験が出来ました。
チラシを作成したり、会社のフリーペーパーをつくったり。
やりたいことを全力で出来た。
emi+:
それは、そうゆう経験がしたいと思って入ったんですか?
Yさん:
結果的なんです。(笑)
営業で入ったんですけど、結果的に色々と提案していったらやりたい事が出来る理解ある社長だった。
ただ、命令をやれって会社だったら、全然違かったと思います。
emi+:
そうゆうチャレンジさせてくれそうな社長さんだと入社前に何となく分かりましたか?
Yさん:
分からなかったですね。
、、、いやなんかそんなオーラは求人から出ていたかもしれません。
お、何かこの会社違いそうだぞ!と思って確か応募しました。
実際に面接してみたら、なんか凄いって思えるキラリと光るものを社長から感じたので、入社もすんなり決めました。
結果的に本当に良かったです。
emi+:
その後フリーランスになるきっかけはあったんですか?
Yさん:
やりがいは本当にあったけど、なんせ、大変だった!忙しかった。
それで、結局会社員に自分は向いていないという結論に至ったんですよよね。(笑)3年位で。
自分がいいって思っていない事も、やらなければいけない、よく分からないけどやらなきゃいけないというのが、私にとってはすごいストレスで、
「無駄じゃない?もっといい方法あるよね?」など思う事があっても自分が担当じゃないと影響もあまりできないし、自分で決定出来ないというのがすごいストレスだった。
その頃、結婚する事が決まっていたので、自分の中ではやりきった感じもあったので、全てタイミングがかみ合って辞めました。
やめた後は、専業主婦をして二人目が1歳半くらい、結婚してから4年位かな~。
それまでは子育てにいっぱいいっぱいだったけど少し子育てに余裕が出てきた。
ネットで調べたら、住宅系のアドバイザーの資格があって活躍している先輩が長野県内にいるって事をしって、フリーランスで子育てしながら活躍している人がいるって
事を知って。
これなら私やってみたい!! って思って。
それからなろうと決心して資格を取りました。
emi+:
少し余裕出てきた時、サラリーマンって選択肢は考えませんでした?
Yさん:
求人みたりとかはしましたね。
でも、母親として子育てが最優先したときに、土日出勤無理!正社員でフルタイムで働くの無理!ってなって、それでも出来る仕事で経験を生かしてチャレンジできるものがなかった。
それに、サラリーマンに向いていない事は既に自覚ありましたから(笑)
子どもが病気になった時どうするんだろって考えたら、両親も少し遠くにいて気軽には頼めないって状況を考えると、100%就職は違うな、って思いました。
emi+:
旦那さんには、その頃色々と相談しました?
Yさん:
結構、好きにしていいよって感じで応援してくれました。
相談っていうより、ほぼ自分の中では決まっている状態で話をしました(笑)
emi+:
旦那さんに信用されていたんですね。
Yさん:
そこは言われない様に、自分も母としてやることをやった上で自分がやりたいようにやるってのは絶対決めていました。
emi+:
資格は取るの大変でした?
Yさん:
期間的には3ヶ月位で取れたんですよ、だからその位なら敷居も高くないので、すぐにやろうって思いました。
好きなジャンルだし、チャレンジのハードルも丁度よくて、本当よかった。
emi+:
資格を取ってからはどうでした?
Yさん:
資格を取ってすぐに活動したかったんですけど、3人目が出来たので、お休みしてブログの更新しつつ、自分もマイホームをつくったので、その時の事を記録したり
しながら、3人目が落ち着くまでは準備期間でした。
マイホーム作っている時も、これ絶対いかせる、ネタになる!とか思いながら(笑)
凄いやりたいのに、出来なかったので、本格的に活動するまでは長かったんです。
emi+:
少し戻ってしまうのですが、そもそも何をしたいという想いでその資格をとったのですか?
Yさん:
ママって本当に忙しくて自分がやりたい事をする時間がないんですよね。
片づけや家事に時間を取られて、やりたい事とかが出来ない自分は、その方法を学んだ事で、ちょっとほっとする時間だったり、目標に向かって使う時間だったり、子どもにもいい影響があったり、自分の体験として、すごい良かったと思ったんです。
私得した!みたいな感じだったので、「それをみんなに広めたい、シェアしたい」と思って始めました。
でもね!最近は、最終的なそこがゴールじゃないなって浮かんだんです。
emi+:
なるほど、他の人に実体験として絶対良かったと思った事を伝えたかったんですね! ゴール、最近ですか?
Yさん:
そうなんです。私、実は元々イベントプランナーになりたいと思っていて。
プロデュース業をしたいと思って、芸術系の勉強をしたんです。
アートと社会を繋げる媒介者になりたかった。
例えば、自然の中にアートを展示するイベントとか、アートと触れ合える、アートを通じて地域の良さを伝えるとか人と人を繋げるとか、アートを通じた社会貢献がしたかった。
芸術って、社会と少し離れた所にあると思って、簡単にはその事は実現できないと思って。
そこで、まずは、社会性を身に付けよう、一般企業に就職して社会とかビジネスを勉強しようと思って就活したんですね。
って最近思い出したんです。
今は、自分と同じ様に資格を取って仕事にしたい人のコンサルするというか、プロデュースもしているんですけど、それがすごい楽しくて
でもアートではないんですよね、今、結局、模索中なんです(笑)
emi+:
なるほど、今まで経験してきた道を進みながらも、原点でやりたいと思っていた気持ちもまだしっかりあると気づかれて、今方向性を再度見つめなおしているって感じですか?
Yさん:
今までやってきた道を軸にしながら、自分が元々やりたかった芸術をエッセンスとして加えてやってみたいと思うんですよね。
だから、私、、多分、社会人としてまずは「専門の軸」が欲しかったんです。
その軸が持てたっていう感じがするので、次のステップを最近意識し始めたって感じですね。
地域を盛り上げたいっていう気持ちもあって、アートをやりたいって気持ちもある、専門を軸にという気持ちもある。
アートって非日常じゃないですか?
その非日常を日常に卸してきて、それを刺激に生活がより良くなって、「地域が元気になるような事」が出来たらな!って思います。
emi+:
やりたい事、めちゃくちゃ沢山ありますね☆
実現していけたら凄く楽しそうですよね!
Yさん:
やりたい事って元々持っていた事なんですね!
途中から想う事もあると思うんですが、私は、学生の時から思っていた想いなんですね。
原点って変わらないのかもしれないですね。
結局、原点に向かっていく事をやりたくなるんですかね。
emi+:
長野県でやりたいんですか?
Yさん:
今、自分達が住んでいる地域をっていう気持ちがありますね!
emi+:
でも、今の仕事も、自分達が良かったからシェアしたいって気持ちになりましたよね?
他の地域の方にも伝えたくなるんじゃないですか?
Yさん:
そうかもしれないですね(笑)
そうやって考えると、本当これからやる事盛りだくさんで自分でも楽しみです。
emi+:
これからも応援しています!また是非お話聞かせて下さい。
今日はありがとう御座いました☆